ロッテからタイトル獲得はある?可能性を探ってみた

野球

2021年シーズンも91試合を消化、現在41勝37敗13分で首位と4ゲーム差3位につけています。
優勝は十分に狙える位置につけており、チーム状態も良好、今後の戦いにも期待が持てます。

そんな中でタイトル争いはどうなっているのか?
例年タイトルホルダーの少ないロッテですが今年は複数人が生まれるのでは?と思い、現時点の成績から可能性を探ってみました!
※成績は8/21終了時点

総合部門

MVP

これに関しては優勝チームから選ばれることがほとんどなので、優勝しないと難しいでしょう。
現在首位のオリックスがそのまま優勝した場合は山本由伸・宮城・吉田正尚のいずれかになるでしょうが、そんな結末は望みません。
ロッテが優勝した場合で考えると益田・レアード・マーティンあたりが候補になるでしょう。
また荻野貴・中村奨・佐々木千にも今後の成績次第で可能性は残されています。

新人王

今年の獲得はほぼ不可能ですね。
鈴木昭・河村・佐々木朗・本前はいずれも1勝、高部・小川も特筆できる状況ではありません。
おそらくオリックス宮城でほぼ確定、日ハム伊藤大海が次点といった感じでしょう。

投手部門

沢村賞

先発完投形の投手に贈られる賞、近年は完投が減少しているためやや選出方法にも変化が出てきています。
ただ今年のロッテではなかなか難しいですね。
岩下が8勝をあげていますがその他基準にも大きく未達が予想されますし、圧倒的なエースに贈られる賞ですので今年は諦めましょう。

最優秀防御率

まずは規定投球回(143回)に到達することが必要です。
現在はゼロですが最終的に到達の可能性があるのが二木・岩下・小島の三人です。
ただ二木が4.31、岩下が3.98、小島が4.57とかなり厳しいですね(笑)
ここもオリックス勢の宮城・山本由伸のどちらかが有力、ただ防御率は炎上すると一気に悪化しますから分かりません。
ただロッテからは相当な奇跡が起こらないと難しいかと思います。

最高勝率

こちらも条件あり、最低13勝です。
ロッテの残り試合は52試合、8勝の岩下・6勝の小島以外はほぼ不可能、この二人もなかなかハードルは高いですね。
もし13勝出来たとしても既に11勝1敗で勝率.917のオリックス宮城を抜くのは至難の業、期待はできませんね。

最多勝

岩下がリーグ4位の8勝、トップと3勝差ですから可能性は残されています。
前回登板で炎上、調子がやや心配ですが勝ち星は運の要素もありますし期待しても良いかと思います。

最優秀中継ぎ投手

いわゆるホールド王です。
唐川がリーグ2位の23HP、ハーマンが21HPで6位、佐々木千が20HPで7位です。
現在のポジションで考えると唐川は復帰未定、ハーマンは勝ちパターンからやや漏れ気味、そうなると佐々木千に最も可能性があるのではないかと思います。
トップは25HPの日ハム堀、しかしながらチーム状況を考えると今後のホールド数伸び悩みも懸念されますから、より期待はできるかもしれません。

セーブ王

益田がリーグトップの25セーブを記録しています。
昨日は4連投を回避するためセーブを国吉に譲りましたが、優勝争いとタイトル争いが並行すれば無理をするかもしれませんね!
ライバルは楽天の松井裕樹のみ、差はわずかに1セーブ、チームの立ち位置も似たものがありますので激しい争いとなるでしょう。

最多奪三振

ロッテのトップは岩下の63奪三振、これはリーグ20位ですからタイトル獲得は不可能です。
2位に30奪三振の差をつけて131奪三振のオリックス山本由伸でほぼ確定、ロッテ先発陣は本当に奪三振が少ないことを表していますね。

野手部門

首位打者

まずは規定打席に到達することが必要です。
今年の規定打席は443打席、到達の可能性が残るのは荻野貴・中村奨・マーティン・レアード・安田・藤岡・角中です。
ただ角中はギリギリのライン、ベンチ起用が増えているので到達は難しい状況です。
もし角中以外のメンバーが到達した場合で考え